今年もお世話になりました
あっっっという間に時が経ち、2020年もあとわずかとなりました。
本当に大変な世の中になってしまいましたが、こんな状況の中でも通ってくださる可愛い生徒ちゃんたちと、いつも温かく(根気強く)見守ってくださる保護者のみなさまのおかげで、大谷ピアノ教室は、21歳の誕生日を迎えることができました。
本当にありがとうございます(おじぎ)。
今までひたすら走り続けてきましたが、今年は、ちょっと落ち着いて、深呼吸をして、ピアノ教室の存在意義についてあらためて考える機会を与えられた1年でした。
ピアノ教室の役割・大前提は、"ピアノのレッスンをすること"です。
では、ピアノのレッスンとは何なのか?というと、もちろん"ピアノの練習をすること"なのですが、内容は多岐にわたります。
ピアノを演奏するために必要となる知識って、本当にたくさんありますよね。
左右・数字の認識から始まり、音を読むために5線の高低や線間の違いを理解し、更には5線と鍵盤をリンクさせること、リズムの理解には算数の概念が必須ですし、それらの情報を脳から指に信号を送って、左右別の動きをしたりするわけです。
集中力や記憶力も要るわけで、どれだけの要素が絡み合っているのかと……!
成長を実感できるまでに時間がかかる、かなり特殊な習い事なのですが、それはこういった背景があるからなのですね。
ピアノのレッスンが"リベラルアーツ"として捉えられているという話をよく耳にしますが、それもここら辺に由来するのかな?と。
音楽を学ぶことを通して得られるものって、本当にたくさんあるのです。
そして、それらは、音楽に限らず人生を歩んで行く上で、必ず糧となるでしょう。
また、ピアノ教室は、子どもたちにとって、ご家庭や学校とはまた違う、"もうひとつの場所(心のふるさと)"でありたいとも思います。
これらの基本理念を大切に、ぶれずに歩んでいくことが自分のすべきこと・教室の存在意義なのかなと……。(わたしの気持ち、伝わっていますかね?)
2021年も、みなさんに音楽を"生涯の友"として好きになってもらえるよう、そして一緒に楽しく成長できるよう、頑張ります!
どうぞよろしくお願いいたします☆